TRANSLOG/J-RAIL 2015

PowerMEMS 2015

12月1日〜4日、Bostonにて行われたPowerMEMS 2015に参加しました。この学会は電力素子に関する国際会議ですが、近年は約半数のセッションがエナジーハーベスティングに関するものになっています。査読はありませんが、extended abstractの段階で2割ほど落として発表件数を絞るのが特徴です。今年はMITがホストでMITに近いホテルで開催され、oralが約60件、posterが約80件でした。研究室からはM1の佐藤君、M2の前口君が参加し、振動発電デバイスの広帯域化に関する研究のポスター発表を行いました。(続きあり)

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就職祝い

M2全員の就職が決まったのでお祝いしました。今年はとても混乱しましたが、無事に決まってほっとしました。皆さんよい笑顔です。スペイン料理を楽しんだ後はカラオケへ。

研究室合宿

北海道から帰った翌日から研究室合宿を行いました。防振システム工学研究室との合同開催です。行き先は有馬温泉。


宿に到着後まずは会議室をお借りして研究発表です。参加人数が30名を越えましたので、これまでのような口頭発表形式はやめてポスターにしました。まず1分間のショットガントークをしてからポスターセッションを行います。もとは一つだった2研究室の合同ですので、お互い良く知っていながら研究についてはほとんど知らない、という状況。この合宿は中間発表会という意味もありますので、どのくらい成果を出せているのか、互いに気になるところでもあります。(続きあり)

 

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夏の学会(その3)

最後はLIFEの翌週に行われた日本機械学会年次大会です。開催地は北海道大学(札幌市)です。  http://www.jsme.or.jp/conference/nenji2015/

 

M1河野君。

「プラッキング機構を用いた圧電型海洋波振動発電」

本研究は、GPS波浪計ブイの小型軽量化を目的とした海洋波振動発電装置として、プラッキング振動発電機構の導入を検討するものです。波浪による海面上下動を入力とし、これによって圧電材料や磁歪材料を組み込んだ片持ちはり振動子を弾き、波浪から入力されたエネルギーをいったん自由振動のエネルギーに変換することで高効率のエネルギー回収を行います。本報告では特に圧電材料による発電を想定し、片持ちはり振動子の最適設計手法の確立に向けて、エネルギー密度を最大化するパラメータ条件を導きました。

夏の学会(その2)

次は9月のLIFE2015です。九州工業大学(福岡県福岡市)で行われました。これは、日本機械学会、ライフサポート学会、日本生活支援工学会の3学会のシンポジウムを統合したものです。 http://www.kyusan-u.ac.jp/J/kougaku/tb/ushimi/life2015/

 

M2橋本さん。

「介護動作サポートウェアの開発―コンセプトの提案とその評価」

腰痛の危険因子である腰部筋骨格への負荷を軽減するためのサポートウェアを提案した研究です。特に、従来の方法では困難であった骨格への負荷軽減を目指しています。衣服に組み込まれた受動的構造要素により腰椎への負荷を低減させることを意図しています。3Dスキャナを用いた実験および2次元人体モデルによる解析により、前屈姿勢時の腰椎圧縮力を約80%低減できることを示しました。(続きあり)

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夏の学会(その1)

8月から9月に学生の学会発表が集中しました。まずは8月のD&D2015. これは日本機械学会機械力学・計測制御部門の年次大会です。今年は弘前大学(青森県弘前市)が会場でした。 http://www.jsme.or.jp/conference/dmcconf15/

 

まずはM2長尾君。

「等速移動するサブ構造物を有する1次元周期構造物の波動解析」

鉄道架線とパンタグラフの連成系を対象とした研究です。架線のような1次元周期構造物上を等速で移動するサブ構造物(パンタグラフ)が生起する波動応答と両者間に発生する接触力変動を解析するための系統的な手法を開発しようとしています。ラプラス領域において要素毎に定義した波動成分を状態量として捉え、系全体の波動成分をシステマティックに関連付けて一度に解き、逆ラプラス変換を施すという操作を繰り返すことにより、時変かつ無限長複雑構造の解析を可能にします。(続きあり)

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3回生向け研究室説明会

3回生の配属に向けて、研究室の説明会を行います。いずれの会も同内容で、院生による研究テーマの説明をポスター形式で行ったあと、質問や相談などを受け付ける時間を取ります。当研究室に興味のある学生は奮って参加してください。


日時:10月27日(火)5時間目

   10月28日(水)5時間目

場所:1142講義室


講演

りそな中小企業振興財団技術懇談会にて講演を行いました。

 

日時:10月19日(月)13:30-17:00

会場:京都工芸繊維大学 総合研究棟多目的室

 

演題:「振動による設備診断とスマートセンサ技術」

概要:機械設備の保守の最適化のために、センサを高密度に展開して振動などの稼働時データを収集し対象物の健全性を診断・監視する状態モニタリング技術の動向と、対象物の振動からエネルギを抽出しこれらのセンサの電源とするエナジーハーベスティング技術について解説する。


http://www.resona-fdn.or.jp/main/jigyou/151019.html

 

りそな中小企業振興財団は、りそなグループによって設立された中小企業等の技術振興を図るための財団で、中小企業優秀新技術・新製品賞の表彰事業など優れ た技術を掘り起こし社会に還元する活動をされています。今回はその技術懇談会に他二名の先生方とともにお招きいただき、研究室の研究テーマの中から、設備 診断とエナジーハーベスティング技術を絡めた話をさせていただきました。50名のご参加をいただき、終了後の交流会でもご紹介したテーマに大きな関心を寄 せていただきました。

研究室近況

かなり長く更新をサボっていました。この間、大小様々な学会があり、学生達はそれぞれに発表を頑張ってくれました。また、M2の就職が全員無事に決まり、そのお祝いもしました。それらの状況についてはまた改めてご紹介したいと思います。

研究室キックオフ

年度が替わって「知的構造システム学研究室」いよいよ始動です。キックオフミーティングの後、研究室のスタートとnew commersを迎えてのお祝いでパーティをしました。新M1が準備を担当し、焼きそば、餃子、焼き鳥を製作。親元に当たる防振システム工学研究室の皆さんも一緒です。これから頑張っていきましょう!

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ご挨拶

8月になりました。今年度もはや1/3が終わってしまいましたね。さて、私儀、本日付で本学ものづくり教育研究支援センター教授を拝命致しました。93年に家電メーカーを退職して本学に着任したときにはこんなに長くこの大学に居続けることになるとは思っていませんでしたが、まだ当分は京都のこの地で働くことになりそうです。大学での教育研究に対する社会の期待を強く感じる昨今、挑戦できる実力と気概を持った学生を育てて送り出したい、そのように思います。

 

ところで、研究室の運営に関しては今年度はこれまでどおり防振システム工学研究室の一グループとしての体制を維持します。来年度からは新研究室を立ち上げ、学生募集も独立して行うことになります。

卒業生と会食

社会人学生として夜間主コースに通い、当研究室に在籍して卒業後、会社から英国Southampton大学のISVR (Institute of Sound and Vibration Research) で修士号をとられたN君が帰国報告しに来てくれました。楽しい時間を過ごしました。

 

ISVRでは人体振動のMichael Griffinの研究室に所属、授業は1週間6科目で1科目2時間の授業。これを2セメスター。講義と実験が必ずセットになっていたそうです。講義と実験がセットというのは良いですね。見習いたいものです。

平成25年度卒業式


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日本機械学会関西学生会卒業研究発表講演会

3月17日は日本機械学会 関西学生会 卒業研究発表講演会でした。研究室からは3名が参加。残念ながらBest Presentation Awardには届きませんでしたが、それぞれ堂々たる発表でした。

第12回評価・診断に関するシンポジウム (Day 1)

日本機械学会第12回評価・診断に関するシンポジウムにてM2の高橋君が発表しました。タイトルは「ウェーブレット変換を用いたタレットパンチプレスの状態モニタリング」。このシンポジウムは15分の口頭発表に次いで30分のポスター発表があるのが特長です。ポスターセッションでも来場者の質問にしっかり受け答えしていました。再実験も頑張りましょう。(続きあり)

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東海バネ工業様工場見学

11月25日、日本設備管理学会関西支部主催の工場見学会で、東海バネ工業株式会社様の豊岡神美台工場にお邪魔してきました。研究室のメーリングリストで参加を呼びかけたところ、現役学生2名に加え、OB1名も参加してくれました。

 

東海バネ工業様はITへの積極投資と単品市場に特化した経営戦略で高い利益率を叩き出している企業です。おもに重工産業用途のばねを単品受注で生産されています。様々な賞を受賞されているほか、メディアへの露出も多く、最近ではあの「ほこたて」にも登場されています。

 

もともと伊丹に工場を構えておられたのですが、今年、豊岡神美台工場への移転を完了されたそうです。見学会では、熱間ばね工場、冷間ばね工場、板バネ工場、皿ばね工場を見せていただきました。年配の職人さんと共に若手、特に女性も多く働いておられ、全体に若々しい印象を受けました。渡辺社長自らのご講演もいただきましたが、従業員が誇りを持って働ける環境を作っておられることに感銘を受けました。

 

お世話になりました皆様方、ありがとうございました.

ASME DSCC2013

10月21日〜23日のASME Dynamic Systems and Control Conferenceに行ってきました。会場はスタンフォード大学。この会議への参加は初めて。来年北大ホストで行うMOVIC2014でへの地均しという意味も込めて企画された招待セッションに誘われての参加です。セッションタイトルは Control, Monitoring, and Energy Harvesting of Vibratory Systems で,発表としてはSHMのテーマを出したのですが、これはちょっと場違いだったかな。素直に振動発電のテーマを出せばよかったかとも思いましたが、タイミングが合わなかったのです。(汗) 件のセッションではやはり発電関係で研究のヒントを得ることができました。他ではウェアラブルロボットやアシスト関連のセッションを中心に回りましたが、こちらもいろいろインスピレーションを得ることができました。

 

7セッションパラレルですが割とこぢんまりした印象。朝のplenaryと昼休みにも学生向けのlectureやeducation session、二日目には午後にもplenaryがあり、ゆとりのプログラム構成ですが、発表の部屋が狭いのには辟易しました。この季節まず雨が降らないカリフォルニアならでの「テント」会場とか、それでも少し北のサンフランシスコはどっぷりの霧だとか、そういうところも面白かったですね。

 

続きに若干の写真あり。

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オープンキャンパス

古い話になってしまいますが…

 

8月9日〜10日の二日間にわたってオープンキャンパスがあり,研究室公開を行いました.暑い中にもかかわらず,多数のご参加をいただきました.振動発電,非線形波動変調,動吸振器に関する展示説明を行いましたが,興味を持っていただけたでしょうか.

D&D2013/ MOVIC2013 (Day 5)

台風接近の最終日はM2道下君の発表。非線形振動発電機の制御に関する検討です。問題設定がうまく伝わらなかったかもしれませんね。やはり具体的なアイデアとセットにならないと難しいですね。次の発表時にはセットで押し出しましょう。

 

セッションはお昼で終わり。現地実行委員の先生方、お疲れ様でした。

D&D2013/ MOVIC2013 (Day 4)

4日目の発表はM1山根君。振動発電に双安定振動子を利用するアイデアの発表です。双安定振動子を何となく用いる研究は沢山あるのですが、我々のものは目的が明確でそれに沿った結果を出すことができています。残念ながら発表に見入ってしまって写真を撮るのを忘れてしまいました。

 

このあと、夜は土砂降りの中、中洲で一人で飲んだのですが、それについては内緒です。

D&D2013/ MOVIC2013 (Day 3 night)

この日は学会の懇親会があり、博多料理と思われるあれこれを堪能。そのあと、同じ専攻から参加の射場先生チームに翌日発表のM2山根君を加えて飲み直し。今日はお魚です。烏賊の姿作りのあとの天ぷらが美味かった。

D&D2013/ MOVIC2013 (Day 3)

3日目の発表はM2髙見君。双安定振動子を動吸振器に使うアイデアについての発表です。今回はアイデアの評価までは至らず、応答の近似計算法に関する内容でした。

 

この日は午前中にJKシンポジウム、午後に1つだけセッションがあり、その後特別講演という編成。特別講演はJR九州のデザイン&ストーリー戦略についてと、邪馬台国九州説&畿内説について。どちらも大変面白い内容でした。

D&D2013/ MOVIC2013 (Day 2 night)

翌日発表のM2髙見君の発表練習に付き合ったあと、夜の中洲へ。まずは川端で博多餃子。ぐるっと歩き回ったあと、屋台でもう一杯。ここの屋台のラーメンは美味かった。(続きあり)

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D&D2013/ MOVIC2013 (Day2)

2日目は朝イチで座長。その後のセッションでD2の田中君とM2の山内君が非線形波動変調法の損傷位置同定への拡張についてそれぞれのアイデアを発表しました。午後はJKシンポジウムで座長。(続きあり)

 

2にちめ

2に2

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D&D2013/ MOVIC2013 (Day 1)

今年のD&Dは8/26-8-30、運動と振動の制御に関するシンポジウム(Movic)との共催で会場は九州産業大学でした。さらに2日目と3日目には日韓機械学会共催による「JKシンポジウム」が。博多駅から鹿児島本線で門司方向に15分ほど。九産大前駅の駅前です。

 

1日目の発表は増田から2件。架線パンタグラフ系の波動伝播の新しい解析法についての発表と「産学連携ものづくり実践」の報告です。その日はさらに座長1件と、学会ジャーナル編修委員の会議と会食で終了。福岡サンパレスの銀河さんで博多港の夜景を見ながらお料理を堪能。

番外編:結婚披露宴

連休初日に大学近くの北山の地で、H君とNさん、教え子同士の結婚披露宴がありました。ほんとうに仲のよいお二人、おめでとう。これからも末永くお幸せに。

平成24年度卒業式

3月25日の卒業式。院生6名が修士課程修了、学部生8名が卒業しました。おめでとう。院生と学部生2名は就職して社会に巣立ちました。残りは博士と修士にそれぞれ進学です。活躍を祈っています。そして明日から新4回生が入ってきます。充実した1年になるようみんなで頑張りましょう。(続きあり)

 

このホームページももう少しマメに更新しないといけませんね。。

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平成24年度卒業式写真

ESP (English for Specific Purpose)

論文英語の質向上のための最善策といえる。早急に試してみるべし。

http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/kid/clinicaljournalclub7.html

http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/kid/clinicaljournalclub7_let49.html

 

オリジナルなコーパス作成のためのCondordance Program

http://www.antlab.sci.waseda.ac.jp/software.html

第11回評価・診断に関するシンポジウム

12月10日〜12月11日に川崎市産業振興会館にて開催された日本機械学会の評価・診断に関するシンポジウムに参加してきました。今回は、1日目に学生2名、2日目に自分が発表でしたが、1日目は夜間の授業担当があったため参加せず、1日目深夜に川崎入りして、2日目朝からの参加でした。(続きあり)

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卒研・修論中間発表会

12月3日に研究室の中間発表会を行いました。今年は平日に1日でやってしまおうと、留学中の院生1名を除いて8名のB4と5名のM1が、持ち時間20分で研究の中間報告を行いました。特にM1にとっては2年間の1/3が経過した時点での発表であり、自分の研究の土台はこうです、という内容になって欲しいわけですが、まあ出来不出来はありますね。全体としては、質問も活発でよかったと思います。(このようなイベントでは写真を撮っておくとよいのですが、いつも忘れてしまいます。ですので、写真はなし。)


ただ、例年大勢来ていただける3回生が今回は少なかったのが残念でした。日程の問題なのか、関心が低下してしまったのか、告知に問題があったのか、どうなんでしょう。(続きあり)

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千田温子さんが日本機械学会若手フェロー賞受賞

本研究室を昨年度修了した千田温子さんが日本機械学会フェロー賞を受賞されました。おめでとうございます。この賞は日本機械学会講演会において優れた講演を行った若手会員に与えられるもので、昨年9月に行われたD&Dカンファレンス2011での講演「自励発振特性を有する1自由度非線形振動子を用いた振動発電」が評価され受賞に至ったものです。これからも技術を研鑽し活躍されることを期待しています。後輩の皆さんも積極的に研究発表してこのような賞を目指してください!(続きを読むをクリックで賞状が見られます。)

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H23年度卒業式

3月26日の卒業式。院生9名が修士課程修了、学部生7名が卒業しました。院生8名と学部生1名は就職して社会に巣立ちました。残りは博士と修士にそれぞれ進学です。みんなおめでとう。活躍を祈っています。(ときおり思い出して立ち寄ってくれたら嬉しいですね。そのときは飲みに行きましょう。)

留学の紹介

最早タイムリーさを失っておりますが…

 

当研究室からは結構な頻度で学生が短期留学(正確には研究者派遣)に行っています。行き先は協定校であるノースカロライナ州立大学工学部。そこの機械航空宇宙工学科のF. G. Yuan先生のラボに2〜3ヶ月滞在するというものです。

 

昨年も10月からM1学生が1名滞在し,多くの刺激を受けて帰ってきました。短期ゆえ研究成果を上げるのは難しいですが、それも周到な事前準備と向こうでの頑張りによっては結構なことができる場合もあります。ともかく研究/研究以外のいずれに於いても成果は当人の取り組み態度次第であり、如何にopen-mindedであるか、好奇心が旺盛かが道を分けるようです。

 

研究室説明会

防振システム工学研究室卒研テーマ(増田担当分)の説明会を下記の通り行います。奮ってご参加ください。どちらにも参加不可のかたは連絡ください。

 

日時

3月7日(水) 15:00〜16:00

3月9日(金) 15:00〜16:00

 

場所

10号館401B1室(機械工学実験テーマ6の部屋)

卒業研究発表会終了

昨日、無事卒研発表会が終了しました。内容的にまだまだの人が多かったようですが、修士で気合い入れて頑張ってください。

 

ところで、今回も3回生が沢山来てくれていました。熱心でよいですね。当研究室に興味を持っていただけたなら幸いですが、どうでしたか。

修論審査会終了

修士論文審査会が無事終了しました。皆さん最後までよく頑張った成果が出ましたね。良い発表でした。また、3回生も何名か聴きに来てくれました。研究室選びの参考になったかな?

 

ともあれ、みんなお疲れ様!

 

修士論文審査会

きたる2月20日(月)に修士論文審査会が開催されます。学内者はどなたでも参加できますので、研究室への配属を希望している3回生はぜひお気軽にお越しください。一般論として研究室の研究内容に興味があり見てみたいと思うなら卒業研究発表会より修士論文審査会のほうがお勧めです。(両方来ていただいてもよいですが)

 

私が担当する学生7名の発表は13:30〜17:00です。

 

日時 2月20日(月)13:30〜17:00

会場 WP21講義室

内容

  • 構造ヘルスモニタリング関連
  • 振動による生体計測関連
  • 振動発電関連
  • 2足歩行関連
  • パワーアシスト関連
  • 鉄道関連

詳細なプログラムは部門のホームページをご覧ください。なお、プログラムには傍聴者が制限される旨記載がありますが、学内者は傍聴自由です。(入り口で秘密保持誓約に署名していただきます。)

Twitterについて

右のカラムに二つのアカウントのTLが掲載されています。

  • @kiriki_t は担当する機力関連授業のアカウントで、授業に関連した話題をつぶやいています。教育関連公式的位置付け。
  • @artmas01 は個人アカウントで、プライベート関連含む。ネタ、心の声など様々。「ここでのつぶやきは所属組織の見解を表すものではありません」←とりあえず言っておく。

いずれも原則としてフォロー返ししませんので気軽にフォローしてください。

DSCC/MOVIC 2012

第11回目のMOVICが米国機械学会(ASME)主催で開催されます。MOVICは日本機械学会計測制御部門が立ち上げた国際会議で隔年で開催されています。参加するかどうか思案中。

 

開催日  2012年10月17日(水)〜 10月19日(金)

開催場所 Hilton Ft. Lauderdale Marina, Fort Lauderdale, Florida, USA

原稿締切 3/16(申し込みと同時にフルペーパー提出です)

http://mne.psu.edu/dscc2012/

SPIE SS/NDE 2012

紆余曲折の末、参加可能になりました。

原稿提出は2/13まで。

ホテル予約は2/17まで。

事前登録は2/20まで。

http://spie.org/smart-structures-nde.xml

関連する国際会議の情報

2012年に開催される国際会議のCFPです。 (CFP: Call for paper -- 論文募集のこと)

 

SMASIS 2012 -- 米国機械学会の国際会議

9月開催@ジョージア州ストーンマウンテン

Abstruct締切 3/23

http://www.asmeconferences.org/SMASIS2012/callforpapers.cfm

 

ICAST 2012 -- 適応構造物に関する国際会議

10月開催@南京

Abstruct締切 5/4

http://aero.nuaa.edu.cn/ICAST2012/Default.asp

 

PowerMEMS 2012 -- power MEMS関連国際会議(エナジーハーベスティング関連)

12月開催@ジョージア州アトランタ

Abstruct締切 7/10

http://powermems2012.org/

第10回評価・診断に関するシンポジウム

明日からスタートする二日間のシンポジウム。一日遅れて日本設備管理学会の秋季研究発表大会/連携講演会も同会場でジョイント開催されます。

 

シンポジウムHP
http://diagnosis.dynamics.mech.eng.osaka-cu.ac.jp/

参加募集
http://diagnosis.dynamics.mech.eng.osaka-cu.ac.jp/modules/eguide/event.php?eid=2&sub=1

プログラム最終版
http://diagnosis.dynamics.mech.eng.osaka-cu.ac.jp/modules/pico2/index.php?content_id=12

会場案内
http://diagnosis.dynamics.mech.eng.osaka-cu.ac.jp/modules/pico2/index.php?content_id=13

研究室合宿

9月26日〜27日に研究室合宿を行いました。場所は京丹後キャンパス。京都市内から車で3時間半くらいかかります。スケジュールはこんな感じ。

 

1日目午後:M1研究発表

      近くの温泉で風呂

1日目夜 :焼き肉ディナーしながらB4研究発表

2日目午前:M2研究発表

 

同場所同内容での合宿は4度目。最初の年にM1だった学生が基本のフォーマットを作り、以降マイナーチェンジしながら続いています。(ちょっと飽きてきましたよ)

 

ではいくつか写真など。…

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D&D2011@高知工科大 [Day 5]

M2笹原君。非線形圧電インピーダンス変調法によるき裂進展監視の研究。少し声が小さかったのが残念。マイク使いに気をつけるといいでしょう。質問は実験でのき裂進展機序に関してなど。

D&D2011@高知工科大 [Day 2]

M2中曽根さん。受動歩行の大域的安定性に関する研究発表。同時間に歩行のセッションがもう一つあるというプログラム編成の都合からか、ちょっとセッションの聴衆が少なめでした。質問は遊脚制御の内容に関することなど。

 

ところで、会場の高知工科大は…

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D&D2011@高知工科大 [Day 1]

M2の千田さんの発表。振動発電に関する研究。かなり緊張していましたが、内容的にはきちんと伝わっていたと思います。質問は抵抗制御の実装方法について、など。

 

セッションの後は…

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M2就職祝い

御池のダブリンで就職祝い飲み会をしました。みんなおめでとう。

合同研究会のお知らせ

合同研究会
「診断・メンテナンス技術に関する研究会」
「メンテナンス・トライボロジー研究会」
「最新設備診断技術の実用性に関する研究会」

会場:三菱電機株式会社 名古屋製作所
愛知県名古屋市東区矢田南5-1-14
         
見学先:三菱電機株式会社 名古屋製作所

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第338回振動談話会のお知らせ

パナソニック電工株式会社彦根工場にて

7/20(水)13:30-17:00

http://vibration-salon.jimdo.com/

診断メンテナンス研究会

村田機械株式会社犬山事業所にて、日本機械学会機力部門の診断メンテナンス研究会例会。

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行列のできるラーメン店

昨夜,夜間講義のあと訪れたラーメン店を紹介しよう。店の名は亜喜英(あきひで)。

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本日の収穫物

今日は1人だったので,暗くなってからトラムで二駅隣のMission Valley Center(ショッピングモール)へ行き,シーフードバフェのOnamiで食事してきました。もはや毎年のパターンになっています。


そこでなんちゃって寿司やなんちゃって刺身やなんちゃって天ぷらやなんちゃって蛤のお吸い物を堪能。こっちの蛤は身入りがよくて美味いんですよ。 ただしなぜかパクチーが入るんですけど。驚いたのはタコとホヤの刺身があったこと。ホヤは迷ったけどトライする勇気がなかった。チリではほやを食べるとい うし,ヒスパニックのお客さんも多いので彼らが食べるんでしょうか。

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SPIE Smart Structures/NDE [Day 3]

3日目です。相変わらず午後が強烈に眠いですが。時差苦手ですね。

基調講演はX線CTを用いた非破壊検査のマイクロ化に関する話。時間オーバーで最後のほう聴衆がぞろぞろと出て行ってしまいました。

傾向として気づいた点を少々。

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SPIE SS/NDE 研究発表

M1の千田さんがenergy harvestingのセッションで研究発表を行いました。タイトルは,"A vibration energy harvester using a nonlinear oscillator with self-excitation capability"。非線形振動子を用いた振動発電機において問題となる複数安定解の存在による不確実性を,自励振動を用いて解決するという内容です。英語での発表は初めてということで,かなり緊張していましたが,何とか無事終了しました。お疲れさま。

SPIE Smart Structures/NDE [Day 2]

米国San Diegoで開催中のSPIE 知的構造と非破壊評価シンポジウムに来ています。現在2日目が終了したところ。

今回の参加で顕著に感じるのは,energy harvesting関連のセッションが昨年よりさらに増加していること。energy harvestingの場合ミッションが明確であり,また,機械工学のみならず,電気工学,材料科学分野からのアプローチもたやすいため,参入しやすいと いうことがあるのでしょう。アクチュエータになる材料は大抵発電材料にもなるため,ある程度フィージビリティが明確だというのもあります。もっとも,線形 振動子と圧電効果・電磁誘導による機電変換を用いた単純な研究はやり尽くされ,新規材料.非線形振動子,自励振動,機械的・電気的なトリックなどにトピックが移ってきています。

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不気味の谷

IEEEのSectrum誌のROBOTICS NEWSメルマガから飛んで,これを見ました。
http://spectrum.ieee.org/automaton/robotics/humanoids/meet-affetto

一つ目の動画を見てどう思いますか?私は愛らしいと感じました。

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プレゼンの準備についての短いヒント

論文提出までは嵐の如き精神状態だろうから脳内が論文のあらゆるディーテイルで占拠されている。その状態でプレゼン準備すると惨憺たる結果に。クールダウンが必要だ。リハーサルで,フォーカスがはっきりしない、メリハリつけろ、やったこと全部喋るな、というコメントが出るときは大抵それ。

私的つけ麺祭り

これはうまい,と心から納得できる「つけ麺」に出会ったことがない。

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フィードバックを返そう

教員にとって,学生からのフィードバックは何より貴重だ。数年間,実践的実習科目の設計と運営に携わって痛感したことは,こちらの意図したとおりにユーザー(学生)が受け止めてくれるとは限らないという当たり前のこと。だからフィードバックを集めることがとても大切だ。

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何のために大学に来るのか

大学について,授業料を払って大卒資格を買うという捉え方をする者は不幸だ。自己を豊かにする教養と社会で戦うための専門性を身につける機会,そして「安全に」苦労できる環境を買っているのだ。

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本家HP更新中

ようやく研究室HPの更新に手を着け始めた。これまでの最終更新が2006年とはサボりすぎにも程がありますね。取り敢えずは内容のアップデートから始めるが3月までにはサーバごと取り替える予定で。

SOPEJセミナーのまとめ

日本設備管理学会関西支部連続セミナー

「リスクコミュニケーションの思想と技術」

木下冨雄先生(国際高等研究所フェロー,京都大学名誉教授) 

 

昨日の講演の聴講まとめを若干。講師の木下先生は京大名誉教授で国際高等研究所フェローの社会心理学者。JAXAとの共同研究で,宇宙のガバナンス構築に向けての人文社会科学的探究の必要性を先駆けてアピールされた方。 http://bit.ly/91IOLs 

 

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LabView導入

LabViewのサイトライセンスを取得したので,計測系はこれから徐々にMATLABからLabViewに移行します。

発明ヒアリング

知的財産評価審査部会で特許案件のヒアリング。今回のは共同研究がらみであり,手堅い。

モデルのvalidation

えらく間が空いたが,この間D&D論文準備に大忙し。

 

今日はM2 A君,M1 S君,B4 O君とミーティング。実験とモデル計算が全く合わない問題について。単一モード近似の破綻,減衰変動の影響の可能性を示唆。計測の切り口を変えてみる必要有り。多点同時計測,LDV計測など。S君の提案はモードモデルのvalidationとして価値あり。O君のはプロトタイプ作ってみることから始めよう。

実験の「常識」

M2 A君,M1 S君とミーティング。実験を行う際の「常識」について,下の書物の第9章必読。特に,予備実験の大切さ,実験「中」に同時に解析を行うことの重要性,意味のある(仮説の真偽の判定に寄与しうる)データが得られるまで実験すること。

 

いかにして実験をおこなうか—誤差の扱いから論文作成まで (単行本)

波動〜

B4 Y君とミーティング。群速度と位相速度について。波束(wave packet)の包絡線は群速度で伝播し,中身の波は位相速度で伝播する。下記テキスト9.2節参照。証明の過程で必要な知識:分散関係,等位相線,波束のフーリエ変換,ガウス関数のフーリエ変換はガウス関数,不確定性原理,たたみ込み積分,δ関数,テイラー展開など。

 

防振システム工学講義ノート

制御チーム

M2 U君,M1 F君,B4 N君とミーティング。N君は予見制御について。まだまだこれから。文献読みをどんどん進めるべし。F君は単純適応制御と研究企画について。次回SACの基礎を解説。U君はモデリングと現地実験について。早めに計画をまとめて実施に移すことを確認。

研究テーマへの理解を深めるプロセス

M2 T君,M1 T君とミーティング。前半は研究のゴール設定と予算見積もりについての報告。だいぶ形が見えてきた。奮闘に期待する。後半は研究企画についてディスカッション。まだいろいろと考えが整理できていないようだったが,話すうちにコアとなるキーワードを発見することができた。次回に期待。

 

以下は,昨日のポストと重複するけれども,研究テーマの「目標規定文」と「概要」「緒言」について。

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研究企画書作成のすすめ

M2文元君とミーティング。研究の後半1/3の到達目標と研究計画の再確認。

 

以下に書くことは,学部生,院生を問わず,お勧めする,否,是非やっていただきたいことです。それは「研究企画書の作成」です。

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夜のたこ焼き

院生に混ざってご相伴。まあこんなこともあります。でもチーズだけのたこ焼きはたこ焼きではないよ。

受動歩行機械に内在する安定化機構

M1NさんB4H君とミーティング。平面リンク受動歩行機械では鞍状点を乗り越えるダイバージェンス型不安定軌道が遊脚の衝突によるエネルギ散逸によって安定化する。安定度を支配するパラメータを把握すること。来週から文献読み。

ミーティングに臨むときは…

M1のSさんとミーティング。発電効率についての議論など。

 

ところでミーティングにはよく準備して臨みましょう。レジュメを用意するなら簡潔かつ完備なものを。口頭で補足すればいいや,というのはいけません。そのような資料はミーティングが終わった瞬間価値を失います。ミーティングにおける進捗状況の報告については下記ブログを参照。「良い進捗報告のやり方」

 

波動について

学部生 Y君と打ち合わせ。弦の波動方程式から始めて,はりの曲げ波動解,分散性,位相速度,群速度と勉強を進めるよう指示。その後,張力の作用するはりへ進み,同時に離散波動場の取り扱いを理解して,より複雑な波動場の解析ができる道具立てをマスターするように。

ホームページを開設

京都工芸繊維大学 大学院工芸科学研究科 機械システム工学部門 准教授 増田 新の教育研究に関するホームページを開設しました。担当授業・教育プロジェクトおよび機械システム工学課程/専攻 防振システム工学研究室の知的構造システム研究班の活動についてのページです。