SPIE Smart Structures/NDE [Day 3]

3日目です。相変わらず午後が強烈に眠いですが。時差苦手ですね。

基調講演はX線CTを用いた非破壊検査のマイクロ化に関する話。時間オーバーで最後のほう聴衆がぞろぞろと出て行ってしまいました。

傾向として気づいた点を少々。

  • SHMのアプリケーションとして風車ブレードを挙げている研究が10件余りあり,時勢を感じさせました。構造的にも巨視的には1次元構造,局所的には複合材料シェルなので比較的取り扱いがしやすいこともありそうです。
  • これまでdignosis(診断)と対をなすキーワードだったprognosis(予後推定)がほとんど見られなくなりました。言うは易く行うは難しといったところでしょうか。逆に言えば狙い所であることは間違いありません。
  • Acoustic emissionを扱ったものが20件超と大変多くありました。やはりNDEとSHMの接近が顕著です。いわゆるAEセンサではなく光ファイバや圧電素子パッチを用いた計測法などもあり。
  • Time reversalを用いた発表もちらほらと。非減衰波動場が時間反転に対して不変であることを用いた手法です。レーザーホログラフィの弾性波動場版とでも言うべき使われ方をしていますが,他にも様々可能性がありそうで,今でも注目すべき技術であると思われます。

他に,SMA関連のセッションもありましたがフォローしきれませんでした。そして相変わらず講演のキャンセルが多いです。Chairによっては抜けたコマを前倒しで埋めてしまうこともあり,それでK先生の講演を聞き逃してしまいました。楽しみにしていたのに。

増田 新

京都工芸繊維大学

大学 機械工学系・教授・ものづくり教育研究センター兼務

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